2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

次に産まれてくるときには、 ちゃんと、あなたへの鵲の橋を渡れるよう。 今生から準備しておこう。 http://www.youtube.com/watch?v=uDHwK2e9Qqo

数字のためにする仕事は、たとえ15分でも辛い。 誰かの笑顔を思い浮かべられる仕事は、長時間でもOK。

創り上げることばかり考えていたから、 変質していくことが受け入れられなかったのだ。 「家族」という、時間と共に変わっていく、容れ物。

たいした意味もない内線。 今、落ち込んでいる、助けが欲しいのが、よくわかる。 知ってるよ。 でも私の手を振り払ったのはあなたでしょ。

気がつけば、一年が経とうとしている。 日付変更線の向こう側でシリウスを見た二人の夜。 今も毎日空で輝いているけれど、 仰ぎ見るのは私だけだろう。

台風銀座に住んでいる、実感しきり。 気がかりなのは収穫直前の、今年の実り。

不思議なことが、ひとつ。 けして才能がある訳じゃないのに、 人生のどんなときにも音楽が根っこにある。

3才で3回目の運動会。 一ヶ月も練習したのに、次男は本番でオリジナルダンスを踊っていた。 初めて泣かずに参加できたってことで、私が泣けてきた。

不在になって、はじめてわかる、当たり前の家族の形。 ただ居ることが、どんなに支えだったかも。

ココロは元気ですか? ちゃんと食べてますか? 時には甘えて、愚痴を聞いてもらってますか? もう私には、してあげられないことばかりだから。

あの日のあなたにもう一度会いたい。 今なら、傷つけ合わずに済む道を知っているから。

愛と情は別なのに、なぜ一つの単語なんだろう?

どうにもならないことに、足を取られる日は、 ホントは寝転んで過ごすべきなんだ。

無理を言うこともよくあるけれど、 それはお互い様だよねって。 それが家族の家族である力かな。

自分の中のエネルギーやゴチャゴチャを、 整理整頓してくれる上司に恵まれて、まあ幸せなんだろう。 時々、数字の羅列に目眩が起きるけど、仕事は進むからね。

良い状態の、産まれ年のワインのように、 終わった恋も熟成したら救われるのに。

シャンパンのように、軽やかな演奏がしたい。 赤ワインの渋みのような、後に残る演奏がしたい。

たくさん、愛していても、 たくさん、愛されるとは限らない。 必ず繋がってはいるのだけれど。

いっぱいに、いっぱいに、金木犀の薫りで酔わされる秋。 次に降る雪の辛さを忘れさせる、自然の企みか。

愛を言葉で語るのも、音楽で語るのも、 聞く耳を持つ人がいるなら同じこと。 華燭の祭典

息子3才と会話できるようになった。 やっと、人間と生活している気がする。 ココへたどり着くまでが、子育て20年間の苦労の1/3だな。

我が家の台風の名残は、ベランダから消えた片方のサンダル。 (場所限定で) 夫婦げんかの跡の方が、ずっとタイヘンだ。

一生懸命になれる仕事があるというだけで、 いろんなものを手放さずに済んでいる。

「ダイヤモンドヘッドから昇る朝日が最高なんだ」と、 中空のシリウスを見つめながら。 あのシリウスが夢の道筋の地図だから。

譜面は演奏者の存在によって、命を得る。 演奏は演奏者の呼吸によって、飛翔する。

合奏をするということ、 それ自体が、大きな深呼吸だ。 何十人もが呼吸を合わせなければ、 最初の一音が、鳴らない。

まっすぐに、ただ真っ直ぐに。 照れもなく、計算もなく、微塵も疑いを持たず、 3才の次男は祖父母の腕に飛び込んでいく。 それがどんなに貴重な「愛」かは、 彼が親になって初めてわかるだろう。